◆お酒をほとんど飲まないのに血液検査の結果、ガンマGTP血液検査の数値が高くなっていました。原因は何でしょうか?
飲酒していないのにγ-GTPの数値が高値を示すケース
お酒をほとんど飲まない。
もしくは全く飲まないような人でもγ-GTPの数値が高値を示す例外的なケースについてみていきましょう。
実際に、お酒をほとんど飲まないような人であってもγ-GTPの検査数値が高値を示すこともあります。
そのようなケースでは
●前日に飲酒をしている
●薬剤性肝障害を発症している
以上2点の可能性が検討されます。
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検査前日の飲酒は厳禁
γ-GTP(ガンマ・グルタミン・トランスペプチターゼは、肝臓の解毒作用をもつ酵素です。
中でも、アルコールは人体にとっては異物、危険物と判断されます。
これは、体内に侵入したアルコールが肝臓で分解された際に
●アセトアルデヒド
という代謝物を生成する為です。
アセトアルデヒドは、人体にとってはアルコール以上の毒物。
その為、アルコールが体内に侵入すると、γ-GTP酵素は積極的に働き解毒を開始します。
しかし、γ-GTPはアルコールに敏感に反応しすぎる為、普段飲酒をしない人でも検査前日に飲酒をすると検査数値は高くなります。
このようなケースが飲酒をほとんどしていないのに検査数値が高くなる例外的なケースのひとつです。
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薬剤性肝障害・アレルギー性肝障害の可能性
肝臓の最大の働きのひとつである解毒作用。
肝臓は人体に侵入してきた毒物を積極的に解毒する働きをもつ重要な臓器です。
体内に侵入していくる異物は、肝臓内の酵素が積極的に働いて解毒していきます。
体内に侵入してくる毒物の代表格は、様々な食物に含まれている微量のアンモニア。
そしてお酒に含まれているアルコールです。
また、肝臓は
●薬物(お薬)
に対しても解毒作用を発揮します。
普段何気なく摂取しているお薬も、人体にとっては異物です。
その為、薬を大量に摂取している方などは、常時肝臓が解毒を続けている為、肝臓が疲弊し働きが弱まってくるケースもあります。
このように薬物によって発症する肝障害を、
●薬剤性肝障害
●アレルギー性肝障害
と呼びます。
γ-GTPは、この薬剤性肝障害を発症している場合においても検査数値が高い数値を示します。
その為、アルコールを一切飲まない方でγ-GTPの検査数値が高い場合は、まず薬剤性肝障害の可能性を検討していくことになります。
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